SYSTEM RENEWAL PROPOSAL

オンラインサロン
システム刷新のご提案

2026年8月 清水 昴・辻 ミズキ

先日はお時間をいただきありがとうございました。
お伺いした内容と資料をもとに、システム見直しの進め方を整理しました。
まだたたき台の段階ですので、気になる点があれば何でもお聞かせください。

01現状の整理

お伺いした課題は、システムの観点ではこの5つに集約されると考えています。

そしてこれらの多くを、浦野さんが日々の手作業で支えてくださっている状態です。この負担を仕組みで減らしていくことが、今回の一番の目的だと考えています。

02見直しの方向性

ポイントは「会員情報を1箇所にまとめて、課金と自動でつながるようにする」ことです。

現在

  • WordPress(お名前.com)
  • Vimeo(動画配信)
  • MyASP(CSVで手動同期)
  • Facebookグループ(目視で照合)
  • スプレッドシート管理表
  • UnivaPay(会員反映は手動)

見直し後

  • 専用の会員サイト(会員・動画・イベント・お知らせを1箇所に)
  • 動画配信は低コストな配信サービスへ移行
  • UnivaPayと自動連動(課金が止まると視聴も自動で止まる)
  • 退会・変更・カード更新は会員さんご自身で完結
  • コミュニティはサイト内に(退会すると自動でアクセス終了)
  • MyASP・リレーションは今までどおり継続

決済はUnivaPayをそのまま使い続けます。今の会員さんの課金には手を触れず、システム側だけを紐づけ直す方式のため、移行にあたってカードの再登録をお願いする必要はありません。

使用ツールについてのお断り
ここに書いているツールや設計は、現時点で最適と考えている選定です。実装を進める中で不具合や相性の問題が確認された場合は、同等の機能を持つ別のツール・別の設計に切り替えることがあります。その際は理由をご説明したうえで進めます。

03全体の設計図

新しいシステムの全体像です。色付きの番号(段階)は、このあとの「進め方」「費用」の表とつながっています

自動でつながる連携 移行期間だけの並行運用 Cloudflare(継続) 入口の防御・攻撃の遮断 段階1 180万円 動画配信の引っ越し Vimeo → 低コスト配信へ 8年分・約3TBを移行 倍速・チャプター・視聴履歴 共有されても見られないリンク方式 段階2 新・会員サイト 380万円 会員データベース 会員情報・グレード・課金状態を ここに一本化(これが「正」) 動画視聴ページ グレード別に表示を制御 管理画面(スタッフ用) 確認・操作をここに集約 段階3 セルフサービス + イベント 150万円 退会・グレード変更・カード更新をご自身で/無料資格の自動判定 課金が止まると、視聴も自動で止まります(人の作業なし) 継続 UnivaPay カード定期課金・今のまま API連携(自動) 口座振替・銀行振込 管理画面から1クリック反映 (ロボットペイメント継続) 段階5 120万円 サイト内コミュニティ お知らせ・コメント・通知ベル 退会と同時にアクセス終了 =照合・削除の作業が消える サイトと同じログインで使えます Facebookグループ しばらく並行 → 少しずつ移行 継続して使うもの MyASP メルマガ配信はそのまま リレーション 問い合わせ対応はそのまま 会員リストを自動連携 会員情報の「正」はデータベース一つ。すべての機能が自動でつながります 照合・転記・目視確認といった手作業がなくなります
段階050万円
設計・技術検証

最初に全体を設計し、うまくいくか不安の残る箇所を先に実機で確かめます(図の全体にかかる工程)

段階4100万円
データ移行・切り替え

最後に会員データを慎重に引っ越し。1ヶ月の並行期間つき(図の全体にかかる工程)

04進め方

一気に作り替えるのではなく、6つの段階に分けて進めます。効果が大きく・リスクが小さいところ(動画の移行)から着手し、会員さんへの影響が大きい切り替えは最後に慎重に行います。

段階内容期間の目安
段階0詳細調査・設計・技術検証(パスワード移行の検証、動画埋め込みの実機確認、UnivaPayの仕様確認)2〜3週間
段階1動画配信の移行(Vimeo→低コスト配信。今のサイトのまま埋め込みだけ差し替え)1.5〜2ヶ月
段階2新しい会員サイトの本体(会員管理・ログイン・視聴ページ・グレード別表示・UnivaPay連動・管理画面)3〜4ヶ月
段階3会員さんのセルフサービス(退会・グレード変更・カード変更)とイベント資格の自動判定1.5ヶ月
段階4会員データの移行・並行運用・切り替え(移行専用サポート窓口つき: 並行1ヶ月+切替後2週間)2ヶ月
段階5サイト内のお知らせ・コミュニティ・通知機能など1.5〜2ヶ月

全体で8〜10ヶ月ほどを見込んでいます。動画の移行(段階1)が終わった時点から、費用の削減効果が出はじめます。

05費用について

開発費用は、全段階あわせて980万円(税別)でお受けしたいと考えています。

参考までに、同じ内容を一般的な開発会社さんに依頼した場合の目安は2,000万円台〜(各社の公開情報より)です。AIを全面的に使う開発体制のため、この価格でご提示できます。

段階内容費用(税別)
段階0詳細調査・設計・技術検証50万円
段階1動画配信の移行180万円
段階2新しい会員サイトの本体380万円
段階3セルフサービス+イベント150万円
段階4会員データの移行・切り替え(移行専用サポート窓口込み)100万円
段階5コミュニティ・通知120万円
合計980万円
保守・監視・不具合対応(月額・段階1完了後から)月8万円

月々の固定費はこう変わります

現在見直し後
動画配信(Vimeo → 移行後)約42万円/月約1万円/月
サイトの基盤(サーバー・DB・認証・メール)数千円+保守7万円約1.5万円/月
使われていないサービスの整理約6〜10万円/月0円〜
保守月7万円月8万円(監視・不具合対応込み)
合計(見直し対象のみ)約55〜60万円/月約10.5万円/月

月々の固定費が約45〜50万円下がるため、開発費用は2年ほどで回収できる見込みです。3年目からは削減分がそのまま残ります。

採用予定のサービスはいずれも、同分野の中で費用を抑えられて実績も十分なものを選んでいます(例: 動画配信は同条件の他社サービスの1/5〜1/10程度の月額。認証基盤は国際的なセキュリティ認証を取得済みのもの)。会員数が将来増えても、月額はほとんど変わらない構成です。

06会員さんに負担をかけない移行

過去のサイト引っ越しで再登録の負担が大きかったと伺いました。今回は「会員さんに何かをお願いする場面」を最小限にする設計にしています。

移行専用のサポート窓口を設けます(段階4に含まれます)

切り替えの前後は、会員さんからの「ログインできない」「動画が見られない」といったお問い合わせがどうしても増える期間です。ここは仕組みだけでなく人でも支えます。

07セキュリティの考え方

Webサイトのセキュリティ事故の多くは「パスワードの自前管理」と「カード情報の取り扱い」で起きます。今回の設計では、この2つを最初から自分たちのサーバーに持ち込まないことにしています。

08この仕組みの、将来の広がり

すべてを自社の資産として持てます

今回の設計は、会員・コンテンツ・決済のつながり・コミュニティのすべてを自社でコントロールできる(自分たちで全部握れる)形です。外部サービスの機能待ちや仕様変更・値上げに振り回されることがなくなり、「こういう機能が欲しい」と思ったときに、自分たちの判断でいつでも追加していけます。AIの進化もそのまま取り込めます。

同じ仕組みを、一つの事業にできる可能性

会議でもお話しした通り、オンラインサロンやスクールを運営していて同じ悩み(会員管理の手作業・配信費の高さ・プラットフォームへの依存)を抱えている方は少なくありません。この仕組みが完成すれば、同じ型を必要とする方々へ事業として展開していくことも視野に入ります。まずはご自身のサロンで完成度を高めることが、その一番の実証になると考えています。

09あらかじめお伝えしておきたいこと

Facebookグループの自動管理は、技術的にできません

Facebook側がグループ操作の外部連携を廃止しているため、退会された方の自動削除はどの会社がやってもできません。その代わり、新しいサイトの中にお知らせ・コメント・通知の場を用意します(段階5)。サイト内であれば退会と同時に自動でアクセスが終わるので、照合や削除の作業そのものがなくなります。Facebookグループは急に閉じず、並行しながら少しずつ移していく形を考えています。

決済まわりの一部仕様は、確認しながら進めます

UnivaPayの「課金が止まったら自動で知らせてくれる仕組み」は公式資料で確認できており、退会連動の自動化は実現できます。細かい仕様は、段階0の中でこちらで確認しながら設計を固めます。

移行中はVimeoの費用が1〜2ヶ月重なります

約3TBの動画の移し替えには数週間かかります。すべての動画が新しい環境で問題なく再生できることを確認してからVimeoを解約するため、その間は両方の費用がかかります(安全を優先した進め方です)。

使用ツール・設計は、実装段階で見直すことがあります

実際に作りながら不具合やエラー、サービス同士の相性の問題が見つかった場合は、同等の別ツール・別の設計に切り替えることがあります。切り替える場合も、目的(費用・使いやすさ・安全性)は変えずに、理由をご説明したうえで進めます。

10スケジュールの目安

12345678910
段階0
段階1
段階2
段階3
段階4
段階5

11必要な情報は、進めながら確認させていただきます

着手の前にすべてを揃えていただく必要はありません。各サービスの情報(管理画面の確認やAPIキーなど、あればよいもの)は、必要になったタイミングでその都度お願いしますし、契約内容などの確認もこちらで進めながら行います。

お時間をいただきたいのは、運用ルールのお話(退会・グレード変更・イベント資格の判断基準)くらいです。これも段階0の中で1〜2回、お話を伺えれば十分です。

まずは段階0(詳細調査・技術検証)から始めて、検証結果をご報告したうえで、その先に進むかどうかをご判断いただければと思います。ご質問・ご要望はいつでもお寄せください。